カンジダ症

カンジダ症はポピュラーな病気!我慢せずに気軽に産婦人科を受診しましょう!

【質問】
ボロボロしたお陰部に痒みと白りものがあります。カンジダ症を疑っているのですが、性病の一つと聞き病院へ行くのが恥ずかしいです。でも、あまりの痒さに病院へ行こうと決心したのですが、泌尿器科を受診すべきですか?それとも産婦人科ですか?


【回答】
カンジダは性感染症の一つと言われていますが、実は、性行為によりうつっていなくても、体力の低下などが原因で発症することがあるので、恥ずかしがらないでくださいね。
では、まずカンジダとは、どのようなものかを少しお話します。
カンジダとは、真菌というカビの一種で、私たちの膣や外陰、尿道、肛門などにある常在菌のことをいいます。
普段は、なにも悪さをしないのですが、疲れやストレスによる免疫力が落ちていたり、薬の副作用により菌が活発になってカンジダ感染症の状態を引き起こすことがたびたびあります。
もちろん、性感染症の一つとしてあげられているくらいですから、性行為でも発症することもあります。

薬の副作用と述べましたが、特別な薬ではなく、風邪などひいたときに処方される抗生物質でもカンジダを誘引することもありえるから驚きです。
抗生物質と聞くと、「何でもやっつけてくれる正義の味方」のような気がしませんか?
それがなぜ、悪さを引き起こすのか不思議ですよね。
実は、抗生物質は悪い菌だけでなく良い菌にまで作用するので、カンジダ菌と戦っている良い菌までも殺してしまい、薬の効かなかったカンジダ菌の増殖を許してしまうわけです。
ですから、よくなりやすいカンジダ症に関しては、病院側もいちいち「性行為したからか?」などと疑うことなく、薬をスッと処方してくれるから安心してください。

女性であれば、産婦人科へ行かれることをおすすめします。
あまりにも症状がひどい場合でしたら「膣洗浄」もしてくれますし、自分では少し入れにくい「膣座薬」もその場で挿入してくれます。
膣座薬には一度入れるとおよそ1週間ほど効き目が続くタイプのものと、毎日 1錠ずつ自分で膣内に入れるタイプのものとがあります。
どちらになるかは病院側の判断ですが、基本的に自分で入れるものを処方される場合が多いですね。
カンジダ症は再発もしやすいため一度カンジダを経験し、病院の受診をしたことがある人の場合でしたら、市販薬を購入することもできます。
これらは膣座薬なので、自分で以前挿入したことがある人であれば問題なく使うことができるはずです。

今や、女性の5人に1人の割合でなっているカンジダ症。 辛い痒みに一刻も早くサヨナラするためにも、産婦人科を受診してみてくださいね。